裏地つけたら暑いかな
えっと、突然、夏来たね。
湿気もなくって、昼に少し出たら、夏休みの午後を思い出す今はまだ6月。
梅雨もどこか行っちゃったね。
実はね、2週間ほど前に裁断したり取り掛かりはじめたんだけどね。
その時は、真夏柄過ぎて完成してもまだ気が早いかなあなんて思ってたんだけど、いや、もう、これは今すぐ着て、サングラスもして、海に行ってOKな気候になっちゃった。
ストレッチ素材の明るい花柄は、夏のズボンにピッタリと買ったんだけど、届いたら見たら昭和！
3月に作って、着てると、形かわいいねと褒めてもらうこと多しのダーツなパンツを作るよー。
いつも悩むんだけど、ひと手間だから。
でも、やっぱり裏地はあったほうがいいよね。
服屋さんに行くとスカートもズボンもワンピでも、ついペラリとめくって裏地の有無を見ちゃう。
裏地のない服もけっこうあるんだよね。
でも、下着のラインの透け防止もだけど、着心地ね、やっぱり裏地があるのがわたしは安心で。
薄い水色のサップ（夏の裏地）があるから、フルレングスだと暑いし、お尻から膝ちょい上までの長さで付けようかね。
どんだけかかってんの
自分に問いたい。
なんでシンプルなスカートにこんなに時間かかってるの、と。
ま、でも、自分のだしね。
着るものに困ってないしね。
できあがりは、すごくいい感じ。
白だけど、生地の厚みとボリュームで、ロング丈というのもあって、まったく子どもっぽくなく。
パンプスにもスニーカーにも良さそうで。
縫っている時は真夏には暑いかなと思ったのだけど、幅広のスカートで、体から離れるボリューム（オールディーズのポニーテールの女の子たちが着てそうな！）だからきっと暑いってことはなさそう。
上出来！
ただね、ゴム通すのに超難儀。
このスカート作り全体の半分くらいのエネルギーを使ったよ、ゴム！
1.5ｃｍ幅のゴムを2本通すことにしたのだけど、ウエスト幅のあるスカートで、生地が厚めで、ゴムの通りが悪いったらない。
ゴム通しから何度も抜けて、ゴムを送っている指先も痛くなってきて、なんとか2本通せて試着したらさ、手元にいい長さで残ってたからとパジャマゴムなんてのを使ったのがダメだった。
オールゴムでウエストサイズはよくできたのだけど、スカートの重さでずれてくる。
うっかり裾踏んだりしたら、スポンと脱げちゃいそうで。
脱げてパンツ丸出しになったら、周りのみんなにごめん！（こんな姿を見せちゃって！）ってことだし。
で、嫌になっちゃって、いったん放置してて。
ってあとゴムだけなのにさ、ほんと、指が痺れるくらい痛くなってさ。
それにしてもこのスカートは、過去に何度も作っているし、なんなら丈やベルトの作り方は自己流にしてたりもするのだけど、ほんとかわいい。
佐藤かなさんデザインのって、うまく言えないけど、垢抜けてるというか、もっさりしてないというか、きれいに見える。
さすがスタイリストってことなんだろうね。
さてと、次は何を作ろうかなあ。
リバティだったり、柔らかい生地をさわりたいな。
そうそう、今日、関東地方は梅雨入りだってね。
うかうかしてたら夏至も過ぎて涼しくなってしまうよ。
夏！ていう服を早く作らなきゃ。