湾曲に手こずる
旦那氏に聞いてもこのリボン、どうなんだろうね、という感じなんだけど。
けっきょくね、本通り、リボンを垂らすまま作ってみたよ。
think patternのソーイングブックからCのフロントデザインブラウス。
これを作ろうと思って買ったリバティ、さっと形にしてえらい、わたし!
さて、これ、ね。
縫代付きの型紙で助かった。
脇というか袖下というか、えー??っていう湾曲なラインで、これに自分で縫代つけるとか、ちょっと厳しいなって。
で、型紙は写すだけで無難にできたんだけどさ、リボンやら、型紙がないものがいくつかあってね。
直線だから書かれているサイズに裁断すればいいだけなんだけど、ほとんど全部、読み取り間違えたよ。
たとえばさ、4cmx30cmとあって、縫代1cmとあったからさ、6cmx32cmで裁断したんだけど、4cmx30cm内で縫代つけるってことだったと縫いながらわかった。
なんでわかったかっていうと、大きすぎない??って目で見てね、あ、縫代は別ではないんだね、と。
まあ、大きい分には小さくできるからいいけどさ。
そんな間違いが3箇所ほどもあり、これも?ここも?とうんざりしたよ。
たかが1cm、でも、服の1cmって大きいよね。
もちろん気づいたら直して、で、完成!
シンプルながらも、ちょいちょい難しかった。
あらゆるところがゆるく湾曲で、裁断も縫うのも気を抜けず。
あとね、見返しね。
何度もこんな感じの見返しで服を作ってきたのに、手こずった。
だいぶ慎重になったよ。
インスタを見るとバイアステープ仕上げに変更した、と書いているひとが何人もいて、あー、その気持ち、わかるわー、わたしも次はそうしようって思ったし。
できた、よし最後!の仕上げアイロンもさ、やっぱりさ、湾曲がね、スムーズな動きをとめるというか。
シャーっとアイロンかけられず。
最後まで、いいリズムに乗れず気を使ったの。
でもね。
できあがってみれば、既製品!
なるほどね、人気の理由がわかるよ。
だって、また作ろうと思ったし、他のも作ってみたいって思ってるし。
ちゃんと勉強してパタンナーという職業についているひとたちのデザインなんだな。
なんとなくな湾曲って直線でもよくない?と素人のわたしは思ったけど、ちゃんと型紙通り縫うことの大切さ、今さらながら実感したよ。
それでもやっぱり、垂らすリボンの良さが、ね、ちょっとわたしには難しいけど。
ま、そのあたりはきっと好みだね。
後ろはボタン止め。
ボタンループを作らずセッパで。
ちょっとしたことだし、そもそも誰もこんなところを見てないだろうし、自己満足なんだけどさ、こうゆうところが既製品ぽさで嬉しい。
ボタンはね。
この緑色が柄の緑と同じ色であうと思ったけど、突然の椰子の木、生地の柄と感じが違いすぎるから、袖なしの夏服なので涼しげなプラスチックの黄色で。
この服ね、たぶん、5年前のミシンをはじめたばかりでも作れたかなとは思う。
でも、そしたら、湾曲は直線で切って縫ってたと思うし、裾のカーブも絶対ちゃんとできずどこかでシワを寄せることになってたと思う。
習いにいく時間もお金もあるのだけど、わたしの中では今はそれは考えてない。
習うということは、あれこれダメと言われたり、ここはこうだと教わったり。
そしたら上手になるのだろうけど、きっと、楽しくなくなる。
独学ながらも、先輩方のブログや動画を参考にコツコツやってきた。
例えば本に書いてないような湾曲部分のアイロンはマンジュウを使うといい感じだとか。
今回できた服を見て、うん、コツコツでいいね。
好きこそものの上手なれとか、継続は力なりとか、ね、いい言葉だよね。
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