わたしは高校演劇部出身で。
たぶん、学生演劇あるある、かと思うのだけど、古典と言われる文学をけっこう読むし、それを演じることも多い。
高校1年の時の文化祭は、初舞台で、トルストイの戦争と平和をやったの。
怒られちゃうくらいすごくおおざっぱにいうと、ロシアのひと昔前の貴族の話。
舞踏会の場面はもちろん衣装はドレスだし、時代上、子どもでも平民でも、ロングなスカートだったの。
稽古って基本的には体操服だったけど、台本を離してあるいは台本片手でも立ち稽古になると、衣装に近しいものを身に着ける。
わたしはヒロインのばあや役だったけど、もちろんロングスカートで、シャンプーハットみたいなフリルな帽子をかぶったよ。
で、ヒロインや貴族役の先輩たちは、裾フリフリだったりの、サテンのスカートを稽古に履いてたの。
長くなったけど。
完成したこのスカートは、生地はガーゼで貴族の華やかさからはほど遠いけども、貴族役の稽古着にどうぞ、というものになったよ・・・!
画像で見たら、黄色がチカチカして、しかもネオンな黄色だし、わ・・・ってなると思うのだけどね、実際に見るとね、思っている以上にすごい派手!
仕上げながら、いやあ、これ・・・ってテンションだだ下がったのだけど。
とりあえず、ラクな部屋着にしようと、ウエストは細いゴムをゆったりめに2本入れて、完成させて、着てみたら、けっこう似合って、それもまた、わ・・・わたし、こんなの似合うの?って驚いた。
そして、めんどうだったけど、裏地をつけてよかった。
サラサラして気持ちのよい着心地さ。
両サイドに大きなポケットは、家の中でも、あると便利だしね。
ギャザーたっぷりで、暖かいような気もして、もしかしたら冬でもOKかも。
と思うと、うん、すごく機能的。
あ、ベージュでタートルのたっぷりしたセーターも合うかも。
こう書きながらも、実はそんなに気に入ってはないスカートだけど、まあ、捨てることはないね。
家着として、活躍させよう。
うん。
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