2020年6月13日土曜日

映画「繕い裁つ人」

急に見たくなって

前にも見たことあるんだけど。
最近、なんでか、検索してないのにネット広告で、原作の漫画があがってくるようになって、思い出して、見たくなって。

雨だし、朝から、映画。

「繕い裁つ人」


原作を知らず、映画で知って。
でも、劇場公開終わってて、レンタルして見た。
何年前だったかなあ。

あの時はミシンを持ってなくて、たぶん、知ってても見に行かなかったかなあ。
あ、オール神戸ロケ、ってことで、わたしは青春が神戸だったから、見に行ってたかも。
今だったら、ミシンだし、神戸だしで、好きな要素すごいから絶対見に行ってた。

でね、何年かぶりに見てね、あらためて、やっぱり、雰囲気がすごくいい。
シンプルで、きれい。
服だったり、街並みの色合いの青っぽい感じ、神戸のイメージだ、確かに。

みんなが標準語っていう謎はあるけどね。
って、神戸ロケっていう予備知識があるからそう思うだけで、神戸を全面に出してないか。
大丸とか、高台からの景色とかが、わたしは知ってるから神戸、って思うけど、神戸の話ってことではないから、言葉の違和感っていうのは、勝手に思ってるだけだね。

古いミシンのカタカタなあの音。
わたしは、プロのひとが服を作ってる様子って見たことないけど、なんかね、ダーッと猛烈な速さでミシンを操作してると思ってて。
それは量産な時だけ、なのかな。
そのひとのための服を縫う、って丁寧に、ゆっくりミシンを踏むのかな。

縫うときのミシンのスピードは速くしたいと思ってやってみるんだけど、だいたいゆがむ。
そしてほどくことになる。
いつまでもミシンのスピードを速くできないなあ、と出来上がる服の状態よりも、ミシンの操作に悩んでるけど、いやあ、それは本末転倒だ。

ゆっくりで、いいね。

わたしは、自分のためにばっかり作ってる。
作るのが楽しくて、たくさん縫いたい。
それに、自分のだったら、見えるところだけに気を付けてたらいいか、と気楽だし。
でも、たまーに、ちょっとしたものを作って、気さくなひとたちにあげたりしてる。
小さなポーチ、マスク、すごく仲いい先輩にはトップスを作ってあげた。
みんな、お世辞が確実にあるとは思うけど、すっごく喜んでくれる。

手作りって、なんか重いしさ、安くで、そのシーズン限りの服でもでいいと思う。
でも、気に入る服って、長くずっと着てたいし、嬉しいですよね、この服いいなあ、って。

市江さんみたいに上手にはできないけどさ。
作ってよー、って言ってくれるひとに、作ってみようかな。
まっすぐ縫えるようになったとしても、既製品にはかなうわけないし。

丁寧に作ったら、喜んでもらえるかな。
そしたらわたしもすごく嬉しいだろうな。


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