ごめんね、アマースト、スカートで完成

けっこう久々に絶望

これが

こうなって

できたのは、これ。

えっとね、けっこうね、つらい。

あーあ、しか言葉ない。

ゴムは上手に縫い付けられて、いい感じのワンピになったんだけど。
どうも、この薄い生地で濃い色でのVネックが、わたしの貧相な胸には合わず、なんか、着せられた感になってしまった。

そして、長袖にロング丈、裾はティアードにしたから、えっとね、おこがましくも英国のあの美しいキャサリン妃チックで。

いや、顔とかスタイルを言っているわけではなくてね、なんか、ゴージャス過ぎたワンピになってしまった。

ワンピ、というよりドレスチックな。

どこ行きはんねや？ってな、服ができた。

まあ、なんせ、わたしには似合わない。
なかなか、こんなに似合わない服もないな、というくらいに似合わずで。

色がなによりきっと、わたしの顔色に合わないんだろうね。

上にカーディガンを羽織るとかセーターを着るとかで、ワンピ、っていう感じを全面にださなければまだOKか、ってだったらスカートでいいじゃん、と開き直る。

で、裏地もサササっと作ってさ、はい、スカートができましたー、ってこと。

もうね、これはね、失敗の多いわたしでも、さすがにかなり落ち込む。

はっきりって、もう、見たくない。

なかったことにしたいくらい、いまいましい。

あーあ。

1万円近い金額出して、できたのはスカートか。

作る前は、これくらいの金額でも買ってたのにね。
作るようになったら、1万円あったら、けっこういろいろできるから、お金のこともだし。

なにより、自分にこんなに似合わないものを作ってしまったことにもさ、びっくりしてるし。

もうしばらく、ミシンはいいかな、とか。
それくらいのレベルで落ち込んだ。

ただね、スカートにしようと思ってからが速かった。
ベージュの裏地を出して裁断、ロックもミシンも糸を変えてね。
ワンピ失敗とかはさておき、ちゃんと着れるスカートができたんだもん。

わたし、成長してるな、と思うことにしておこう、このリカバリ力！

色や柄とあとタナローンの美しさもあって、レディなスカートになったけど、タイトなトップスにベージュのパンプスでなんてしない。

ミネトンカのフカフカなモカシンとかスニーカーを合わせて、バサッと大きめなシャツ、セーターを合わせて、カジュアルにどんどん着よう。

ごめんね、アマースト。

わたしの手にかかってしまって、こんなことになってしまった。

でもさ、ちゃんとたくさん着るからね。

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