喜んでもらって喜ぶ
マスクなんてさ、どうでもいい、はっきり言って。
全然作りたいものでもないし、できたらそりゃ達成感はあるけどさ。
マスクは、買えないし作るか、って感じで作った本人(わたし)は、会社にはして行かないって思ってたし、しばらくはそうだったし。
お手製の服を着て出るのは、見て見て、って気持ちだけど。
だから、作っちゃうから、服を、で、マスクも作ったんだーって言われるのが、なんかね、すごく恥ずかしくって。
服の生地にリバティを使ったりお金をかけるのは、あのひとお手製服だね、って言われたくないから。
自分から、作ったんだよ、って言うのはいいんだけど、言われなくない、というかばれたくない。
やっぱりまだ、わたしは、お手製イコール野暮ったいって思ってるんだよね、作る好きなのにね。
とりあえず作ったマスクがなかなか上手にできて、布マスクって肌に気持ちがいいって知って、マスクの買えなかった4月5月、わたしの服を褒めてくれる仲良しさんたちに、こんなのいらないかな、お世辞でほめてるの本気にしてる?って思われないかなって心配したけど、すごく勇気をだしてプレゼントしてあげたら、喜んでくれて。
お礼にたくさんいろいろもらったり、上手だね、売れるよ、とか言ってくれて、それでも、いやあ、わたし作だよ?ほんとに嬉しかった?ほんとはもらって迷惑じゃなかった?って思ってたのに。
まさか、わたしの作ったマスクを会社にして来てるなんて、びっくりした。
お礼を言うのはできるよね。
褒めるのだってできるよね。
でもさ、気に入らなかったらさ、つけないよね。
だから、ほんとに気に入ってくれたんだ、って知って、すごく嬉しい。
この嬉しさってね、こう、体の中から出てくる感じっていうかね。
自分ひとりでなにかをやっても得れない嬉しさって感じ。
マラソンをやっている先輩が、沿道の応援で頑張れるんだよ、って言ってて、そうなの?って思うんだけど、たぶん、こうゆうことかな、って。
それで調子にのって、マスクを作ってはプレゼントして。
大阪の幼馴染みに送るよー、なんて連絡しちゃってさ。
そしたら、楽しみに待ってるーって返事にまた、きゃー、って嬉しくなる。
手作りをするひとあるあるだと思うけど、押し付けにならないように気をつけなきゃね。
旦那氏にも、いろいろもらっても困るだけだよ、とか言われてるしね。
ほどほどに、でもさ、喜んでもらえるのって、こちらこそ、作る喜び。
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